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2011/06/17

モノづくりの上で感覚を養うことの大切さ

最近は便利な世の中になり、ちょっと調べればインターネットで何でも出てくる。
※その情報の真偽は別として

そうしたコンピューター社会で当たり前に育った世代は、なかなかアナログの感覚を養う、という機会に恵まれずにきている。
でも、モノづくりの世界では2次元の情報を勉強するだけでは仕事にならない。
五感をフル稼動させて、作るものの情報を感覚で体に覚えさせることが大切。

ユーカリ社の場合は、視覚でとらえた情報+重さ、触感なども同時にわからなければいけない。

モノづくりの現場の人間に最も欲しいものは「好奇心」。
何でも興味を持って見る、触る、など。

与えられた情報はそれなりに処理できるけれど、自分から率先して情報を得よう、という意識があるかないかはモノづくりの現場にいる人間にとってはとても大事な要素だ。

ということで、本日は先の家具メッセで注文いただいた品の検品をしたついでに、設計に携わっているスタッフSちゃんにも、じっくりと観察するよう指示した。
提案図を描く人間が、ある程度の感覚をもって空間を設計しないと現実とのギャップが生じてしまうのだ。

ユーカリ社がユーカリ社としてスタートしたばかりの頃、某設計事務所の所長さんは壁の左右が1mm
誤差があるのを感覚的にとらえており驚いたが、プロとはそういうものだというのが今になってよくわかる仕切人★aki★。

人の感覚というのは磨けば磨くほど養われるが、その正確さは機械以上なのではないか、と思う。
うちのユーカリ職人、特に40年のキャリアを持つベテラン職人を見ていると、こういうことがよくある。
ヒヨッ子たちも、日々成長していく中で、こうした感覚を養ってもらいたいな〜と思う。

※写真は来週、広島へ嫁ぐ(?)目隠しフェンス衝立とカフェチェアたち。

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コメント

だから"職人”って言うんじゃないの?本なんかの知識じゃなくて、経験で覚えていく。でも、結局その感覚がその人にあるか、どうかも努力以前の問題だと思う。

>yasu
おっしゃる通り!さすが、犬世界の職人だわ~(^◇^)

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