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6月4〜9日【彫金】東海伝統工芸展in松坂屋静岡店

毎年この展覧会に出品されている彫金作家のN先生。
いつもご案内のハガキを送ってくださる。
ハガキには、今年の作品が貼付されており、それを拝見するのも楽しみになっている。
今年も、定番の素敵なデザイン作品だったので、やはり、実物を見なくては!と思っている。

しかし毎年、静岡家具見本市の時期とぴったり重なってしまい、なかなか時間の調整がつかない。とはいえ、やはり日本の伝統芸術作品を見ることは審美眼を磨くことになるので、できるだけ行くようにしている。(2006.6のブログでも書いていますが)

N先生は、彫金以外にもいろいろなことを教えてくださった管理人の恩師の一人である。
まだユーカリの仕事をしていなかった頃、室内家具の相談などにのっていただいたりしていた。

先生は、大学で美術を教えていたこともあり、いつも、管理人に「ブランド品や宝石を買うよりも、とにかく海外へ行って、そこの空気、その国の良い物を見て来なさい」とおっしゃった。
テレビや雑誌、インターネットで見る世界は、あくまで二次元。人間の五感を使わなければ感性は養われない、と。
そして、美術品を見たら、必ずそこの図録を買うように、とも言われていた。

また、日常の中で自分がどういう物を使っているのかを意識するように、とのことだった。
例えば、いつも使っている茶碗や箸、外食の時に飲んだ紅茶のカップ等々。
先生の教室へ行くと、お茶の時間に使う茶碗などは、日本を代表する陶芸家の作品等だったりする。洗う時に、うっかり欠けたり、割ったりする可能性があるのに、だ。それも先生の方針で、「いい物は人を養う」ため、壊れても仕方がないし、いい物を使ってこそ、いい作品が作れる、という考えからだった。

先日、訪問した幼稚園に、一流の芸術作品が展示されていた。N先生の言葉が頭に浮かび、園長先生に「子どもたちは幸せですね。こんな素晴らしい作品を今から目にすることができて。」とお話しした。人の記憶は知らず知らずのうちに養われる。良いものを見たり、使うことはお金で買うことのできない貴重な財産なのだ。

昨年、先生にお会いする機会があり、その時「先生が教えてくださった事が今になって本当に役に立っています。なぜあれほどくり返しお話ししてくださったのか、その大切がわかりました。ありがとうございました。」とお伝えしたら、とても嬉しそうだった。やはり、その世界の第一線で活躍されている方、人生経験豊か方の助言は素直に聞いて実践してみるものだな〜と、つくづく思う管理人★aki★だった。

彫金は全然モノにならなかったけれど、作品以外の大事なものを身につけることができて幸せだ。

今年もおしゃれで素敵なN先生にお会いするのが楽しみだな〜(*^_^*)


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文化・芸術」カテゴリの記事

コメント

こんばんわ。
初めて訪問させていただきました。(ん?、二回目かな)
東海伝統工芸展、確かにKAGUメッセと同時期なんですよね。
だからついつい忘れてしまって、行かずじまい。
ただ、今年は当方メッセ欠席のため、工芸展の方に行けるかもしれません。
メッセの成功を祈ります。

投稿: kittsan | 2008/05/28 00:18

>kittsan
いらっしゃいませ♪家具メッセに出展されないんですか?残念です(>_<)いつも楽しみにしていたのに・・・。
東海伝統工芸展は、見本市が終わって体力が残っていたら行きたいな、と思っています。
このブログにも、また遊びに来てくださいね!

投稿: ★aki★ | 2008/05/28 08:56

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